初めての靴下編み『履き口から編むやり方』
手編み靴下最高!!!
毎日履いて周りのみんなの分も編んで、予備の靴下もたくさんあるけど、まだまだ編みたい!
そんな靴下ワールドにハマっています。
今回は初めての靴下を履き口(足首側)から編む方法を紹介します。
靴下編むぞ〜〜〜!!つま先から?履き口から?
迷ったらこちらを参考にしてください。
ではまずは材料からっ スタート!!
履き口から編む靴下材料
⚫︎糸(ソックヤーン/もしくは細めのできればナイロン配合のもの)
⚫︎針
⚫︎ハサミ
⚫︎とじ針
針
4本のミニ輪針でも編めますが、簡単に編みたいので輪針を準備してください。
靴下編みに最適なのは、日本サイズの1号(2.25mm)〜2号(2.5mm)。
2mm~3mmまでの針です。
コードの長さが色々ありますが、私は1号(2.5mm) 60センチのものを使っています。
靴下の輪針は コードの長さが40/60/80とあるのですが、40cmだと短いし80cmだと
往復する時に微妙に時間がかかるのでオススメは 2.5mm 60センチです。
今回は、めちゃくちゃ気に入っている『Prym』さんの針を使用しました。
針部分がカーボンでできていて、先がほんの少しですが細く丸くなっているので軽くて糸が割れにくいんです!!
ぜひ!!1度使ってみてください〜〜軽さにびっくりしますよっ。
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糸
今回はInstagramでも人気のダイヤーさん『lemon jelly pool』さんの糸を使いました。
カセ糸って見た目が可愛くて・・・いつまでも眺めていたい。。。
カセ糸はぐるぐる巻いて使います!
カセ糸!手染め!
ハードルが高そうに感じるかも?しれないですが、せっかく編むなら・・・ねっ!
作家さんの染めた世界を楽しみます!
カセ糸の巻き方はこちらです。
もちろんカセ糸以外でも『ソックヤーン』ならどんな糸でもOK!
出てくる色を楽しみながら!レッツG O!!!
靴下サイズの決め方
段数
今回は足首から編むので、足のサイズを計測しなくても編みながら履いてみて長さを調節すればOK!
足首まではみんな同じ編み方です。
目数
今まで靴下を編んだことのある方なら、履いてみてピッタリくる目数。
一般的な大人サイズなら一周 30目〜36目です。
私は自分サイズの時は30目。(大人・足のサイズは26cmとデカ足です)
旦那サイズは34目で作っています。
今回は1周60目 片側30目で作ります。
靴下編み方
最初の作り目
❶最初の作り目をします。
最初の糸をクルンと回して針につけたら、ゆるくできる作り目で60目作ります。
この時ぎゅっと糸を引きすぎないように、優しく 少しお隣さんとの間隔をあけて作ってくださいね。
ゆるい作り目のやり方
最初のクルン!
隣の間隔をあけながらゆるくできる作り目
❷一周編めたら丸になるように、最初の目を繋ぎます。
この時の糸の位置は糸玉に繋がった方が常に奥に来るようにします。
円がねじれないように、方向を揃えてください
繋いでいる部分が最初は綺麗に埋まっていなくてもOK!
繋ぎのところは少し強めに編むようにしていくと、2~3周すれば綺麗におさまります。
最初のゴム編みの繋ぎ方
履き口〜足首まで
このパートはとても簡単です。
❸輪になったら、足首部分をゴム編みしていきます。
ゴム編みの長さはお好みですが、私は大体10段〜20段の間で足に当てながら調整しています。
今回は20段にしました。
マーカーをつけてもいいですが、この時何段編んだか?メモしておくと反対側を編む時便利です。
❹好きな長さゴミ編みができたら、足首までの部分を編みます。
この長さもお好みですが、履き口から編む場合かかと部分が長くなるのでその部分も計算に入れて長さを決めます。
履いてみてアキレス腱の始まり部分位がちょうどいいです。
今回は55段編みました。
このままアームウォーマーになりそう。。
さてかかとに突入ですよ〜〜!!
かかと編み全体解説
かかとを編む全体図はこちら。
ぐるぐる編んできた部分の片側を休ませ→ふんどし?!みたいな形を作り→小さなかかとを真ん中に編んだら→左右を繋げながら再度ぐるぐる編む。
途中で迷子になりそうになったらこの地図を思い出してくださいね。
かかと準備
片側を針に残してアキレス腱になる部分を編んでいきます。
これも往復編みでマフラーなどと同じように編むのでとても簡単。
左右が拾いやすいように両端は滑り目にしておきます。
メリヤス編みで1段編んだら糸を手前にして1目編まずに右針に移す(滑り目)
そのまま裏返して1目目から普通にメリヤス編みで編む。
1段編んだ最後の目だけ編まずに針に写し、次に裏返して編む時はその目は普通に編みます。(端の目が拾いやすく隙間ができました)
これを16往復(合計32段)編みます。
かかとアキレス腱部分ができました。
かかとからマチ
今度は真ん中に小さなかかとを作ります。
これが中心となりだんだん大きなかかとに繋がります。
❶真ん中に向かって17目編む
❷2目1度する
❸裏返して5目編む
❹2目1度する
❺往復で繰り返し、最後は小さなかかとだけになる
こんな風に真ん中に7目ある小さなかかとを作ります。
左右の目がなくなるまで繰り返します。
小さなかかとができました。
全体を繋ぐ
小さなかかとができたらぐるっと全体を拾いながら輪にします。
小さなかかと〜滑り目にしたところを拾っていきます。
全部で17目拾います。
(滑り目なので拾うところはわかりやすいです)
この少し広くなっている部分を拾う
小さなかかと7目+拾う17目〜待たせていた甲の部分30目 左側も拾う17目
合計71目になりました。
この後マチを2周に1回ずつ減らしながら、かかと側が最初の30目になるまでぐるぐる編みます。
減らし方
かかと側の残り3目まで編み、上から見て左側は右上2目1度
右側は左上2目1度
その後ぐるっと減らさず1周
再度減らすのを1周 繰り返す
両方30目になったらかかとの完成!
(71目なので1目は左右どちらかが多くなってしまうように感じますが、最初に17目進めているので最初に減らした側が1回減らしたところで終了です)
と・・とにかく30目になれば・・・・と進めてくださいね!
履き口から編む靴下かかとの編み方動画はこちら
足部分
またまた楽しいパートです。
何も考えずひたすら・・・ぐるぐる編みます。
っとその前に!
スタートした目にマーカーをつけておいてくださいね。
(左右同じ数にする為 つま先を編む前に何段編んだかを数える為です。)
どんどん足のサイズまで編み進みます。
この時自分の足に当てながらサイズを確認して、つま先までの長さを決めてください。
完成すると履いた時に少しだけ伸びます。
2cmくらい小さめにしておくとピッタリサイズになりますが、お好みで!
履いてみてつま先が大体5cm位になる長さがぴったりサイズ。
ここで目数をメモするのをお忘れなく。
大体このあたりです。
つま先
カーブが出るように減らし目しながら、丸くしていきます。
今回は丸いつま先にしたいので
減らす➕1周減らさず編む(合計2段)これを5周
そして、減らすだけを3周編みます
減らし方はかかとの時と同じです。
最後は14目残りました。
これをメリヤスはぎします。
靴下つま先メリヤスはぎの動画
作成中
仕上げ
糸始末したら!完成!
応用編
履き口から編む靴下は、かかとの部分が往復編みなので、模様を入れたり糸の色を変えやすいです。
余った糸をいくつか組み合わせて編んでも可愛いですよね。
これはベルリンソックス
同じ履き口から編むやり方で針を3号に変え、糸を2本取りにしました。
冬のルームソックスに快適です。
最初の作り目は48目でスタートしました!
このグラデーションで糸を組み合わせて行くのが ベルリンソックスの特徴だそうです。
まだまだ編みたい糸が盛り沢山!!
自分サイズが編めたらぜひ!家族や友達サイズも作ってみてくださいね〜〜〜!