初めての手編み靴下体験
靴下編みを始めたいけれど、「どの毛糸を選べばいいの?」と迷っていませんか?
実は、ソックヤーン選びは編みやすさ、履き心地、耐久性に大きく影響します。
初心者向けに扱いやすく、失敗しにくい糸を選べば、最初の作品から楽しく完成させられます。
今回は、初心者でもきれいに仕上げやすいおすすめソックヤーンをランキング形式でご紹介します。
[2025年冬最新版]
ソックヤーンの選び方(初心者向けチェックポイント)
| 素材 | 初めての靴下編みには ❶スーパーウォッシュ加工 洗っても縮みにくくスルスルと編みやすいです。 ❷ウール+ナイロン混がおすすめ。 ウールの暖かさと柔らかさに、ナイロンの強度をプラスすることで、摩耗や洗濯による縮みを防げます。 |
| 太さ | 4PLAYがおすすめ。細すぎず、履き心地もよし |
| 耐久性 | 靴下は摩擦が多いため、ナイロン混率20%前後の糸が長持ちします。 室内履き用なら柔らかさ重視で選んでもOK。 |
| 色柄 | 段染め糸なら、メリヤス編みだけでも自然な模様が出るため、編み地が単調にならず達成感も大きいです。 |
最初は安めの糸で練習・・・もあり!ですが、やっぱりテンションの上がる『ちょっといい糸』でスタートする方が最後まで諦めず完走できるのではないでしょうか・・・
糸割れしにくく、左右の柄合わせも必要なし!な単色糸もおすすめです。
❶スーパーウォッシュ加工の中ではダントツ『DARUMAソックヤーン』が編みやすかったです。
❷ウールナイロン混合糸は一般的、耐久性に優れています。
その他最近はコットン糸も種類が豊富になってきました。
サマーソックスや通気性を求めるならコットンもおすすめです。
100均糸をおすすめしない理由
最近はだんだん品質も上がってきて、綺麗な糸も多数ある100均糸ですが、初心者のうちはあまりおすすめできません。
1.グラム数が少ないので1足編むのに数個いる。
このグラム数が分からないので、足りない場合在庫がなくなっている場合がある。
2.少し太めの糸が多く、早く進むが今後海外糸などで編む場合針を買い直す必要がある。
3.ナイロンだけの糸の場合出来上がりがフローリングで滑る。
もちろん練習で編んでみるのもOK!だと思いますが挫折しない!という点においても、靴下用にデザインされた少しだけいい糸を選ぶのをおすすめします。
ソックヤーンも含めお得に購入したいなら『ふるさと納税』を糸にするのもおすすめです。
初心者向けおすすめソックヤーンランキング
第1位:ダルマ毛糸 ソックヤーン
日本ブランドならではのきめ細やかな糸質
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おすすめポイント:
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国内製造で品質が安定
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やわらかい肌触り
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落ち着いた色合いが多く、男女問わず使いやすい
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価格帯:50g 800〜1,000円
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編みやすさ:★★★☆☆
購入しやすさ、耐久性のとても良かったです。

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最安値は毛糸のコーダさんです。
第2位:オパール(Opal) ソックヤーン
特徴:ドイツ発の人気ブランド。豊富なカラーバリエーションと段染め柄が魅力。

おすすめポイント:
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自動で模様が出るので編み地が映える
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撚りが強めで編みやすい
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スーパーウォッシュ加工でお手入れ簡単
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価格帯:100g 1,500〜2,000円前後
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編みやすさ:★★★★☆
とにかくカラーのバリエーションにうっとり・・
どんな風になるのか?想像以上の出来上がりになることが多いので、大いに楽しめます。
第3位:レギア(Regia) 4プライ
ドイツの老舗ブランド。耐久性とカラーバリエーションの多さが魅力
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おすすめポイント:
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ナイロン混率25%でとにかく丈夫
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洗濯機OK
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日本では入手しやすい
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価格帯:100g 1,400〜1,800円
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編みやすさ:★★★★☆
カラフルさと少し細めの糸なのが特徴で、お値段もかなりリーズナブル。
色の出方が独特なので、単色糸と合わせて使っても楽しめます。
第4位:ショッペル ソックヤーン
ドイツ発の人気ブランド。芸術的なグラデーションカラーで世界中の編み物ファンに愛されている

おすすめポイント:
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グラデーションの移り変わりが美しく、飽きずに編める
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カラーバリエーションが豊富で個性的な作品に仕上がる
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少しがっしり目の太さで編みやすい
価格帯:100g 2,000〜2,500円前後
編みやすさ:★★★☆☆
ほんと・・ため息が出るほど糸の宝石!
グラデーションが抜群なので1度は編んで欲しいです。
第5位:ハマナカ ソックヤーン
日本の大手毛糸メーカー製。安定した品質と初心者向け価格
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おすすめポイント:
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柔らかく軽い仕上がり
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色柄がやさしい
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手芸店で買いやすいお値段も抑え気味
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価格帯:50g 600〜900円
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編みやすさ:★★★☆☆
カラーバリエーションとコスパがいい!
私は普通のウールヤーンをレッグウォーマーなどに使っています。
糸のリンクはこちらにまとめておきます。
2025年現在でのオンライン最安値をまとめています。
①OPAL
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単色もかわいい・・
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2レギア
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3.DARUMA糸
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4.ショッペル糸
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5.ハマナカ糸
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キットもおすすめ
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番外編 手染め作家さん達の手染め糸
特徴:各作家さんのオリジナルな色で染められていて自分の好みに出会える。
どんな仕上げがりになるか?ワクワク感あり(*カセ糸販売が多いので、自分で巻く手間が要ります)
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おすすめポイント:
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他と被らない
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買う楽しさもある(コレクションなど)
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価格帯:100g 1800〜4000円
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編みやすさ:—糸による場合が多い
カセ糸を巻き直す必要があるので、糸巻き機などが必要
コットン糸についてはこちらにレポートしています。
初心者が失敗しないためのコツ
ゲージを確認する
仕上がりサイズを正しくするために試し編みは必須。
YOUTUBEや本などを参考にする場合もまずは少しでいいので試し編みをしてみて下さい。
糸の特徴も掴みやすいし、サイズ感を確認しておくと安心です。
この時必ずメモをしておいて下さいね。
例えば oo段編んで何センチ/oo糸 oo号の針など。
後でとても役に立ちます。
段染め糸は柄合わせに注意
左右の靴下で柄をそろえるなら糸のスタート位置を意識しましょう。
もちろん柄物なので左右多少ズレてもOK!
難しく感じたら、単色カラーがおすすめです。
糸の保管は密閉袋で
湿気や虫食いを防ぐため、保管時は密閉袋や防虫剤を活用しましょう。
あまり糸も今後使うことがあると思うので、大切に保管すれば違う作品に変身してくれます。
まとめ
初心者におすすめのソックヤーンは、編みやすさと耐久性を兼ね備えた糸だと思います。
何度かやり直しても切れにくくクオリティを保って欲しいですよね。
まずは「オパール(Opal)」や「レギア(Regia)」のように模様が自動で出る段染め糸から挑戦すると、楽しく続けられます。(糸を買う楽しみも・・・)
1度履くと手放せなくなる手編みソックス!ぜひ楽しんで下さい。
もちろん糸沼も含めて・・
他におすすめのソックヤーンがあればコメント欄でシェアしてください✨
さて!!準備はバッチリできました。
いざ手編み靴下の旅へ。
